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35歳で会社を退職→アロマインストラクターに
和見 その時、奥さんがアロマセラピストの資格を取って、自宅の一室をサロンスペースに変えて仕事を始めたんです。
そういう好きな仕事をしている奥さんがうらやましくなって。生活のために嫌な仕事を続ける自分が余計にむなしいというか「何してんねんやろ」って思うようになったんです。それで、アロマインストラクターという結構難しい資格があるんですけど、必死に勉強して一発合格して、35歳の時に会社を退職しました。
──すごいですね!
和見 ただ、自宅で妻と開業したんですが、最初は僕にはほとんどお客さんがつかなくて、2年くらい妻の収入だけで暮らしていました。僕が主夫として家事や育児を担当するようになって、娘の授業参観やPTAも全部、僕が参加していました。
奥さんの仕事が終わったら「働かざる者食うべからずです」って言いながら、僕が毎日奥さんをマッサージしてました。その時に、お金稼げてないってこんな気持ちになるんやなって。ハゲとは別の意味で、自分に全然自信がなくなってしまって。
──夫婦どちらが稼いでもいいように思いますが……。
