――現在は声優ですけども、今後についてはどう考えていらっしゃるんですか。

古谷 今、40代手前になってフェーズをちょっと変える時期に差し掛かってるなとは考えています。やっぱり40代となると結婚、出産やキャリアの分岐に入ってくるので。自分の中でこれからどうやって生きていくか、仕事にしてもどうしていくのか考えないといけないなと思っています。

©佐藤亘/文藝春秋

――それは声優にこだわらず、今後を自由に考えているということですか。

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古谷 そうですね、視野を広く。今もなんですけど「私、声優です」という活動をしていないんです。YouTubeをやったり、アパレルとコラボしたり。自分のことを声優だと思って動いていない感じがします。

「事故に遭ったことで今の自分がある」

――今後やりたいことはありますか。

古谷 今年は猫のいる宿にめっちゃ行くという目標があります(笑)。猫が旅館の敷地内にいて、遊べる宿は日本国内にいっぱいあるんですよ。月一でちょっと回りたいなって思ったりしています。去年は自分の中で無の1年だったというか、何もしないで終わっちゃったなと思っているので、今年はプライベートで自分を刺激するじゃないですけど、感動したりとか、感情を動かす年にしたいなと考えています。

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――最後に古谷さんは交通事故を、自分の人生の中でどういう位置づけに捉えていますか。

古谷 これは割となんでもそうなんですけれど、自分なりに波瀾万丈じゃないですけど、いろんな波があって生きてきて。その渦中にいる時は大変なんですけど、そこを過ぎてみると「これがなかったら、私はこういう考え方はできなかったな」「こういうふうに生活はできなかったな」という、今の私を作ってくれた経験になっている。事故に遭ってよかったとは思わないですけれど、事故に遭ったことで今の自分があるのかなとは思っています。

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