でも、実際にリハーサルなどをご一緒させていただくと、皆さん本当にテレビで見るのと変わらず、自然体で。普通は表と裏のギャップって、どうしてもあると思うのですが、嵐さんに関してはそれが一切ない。ツアーは年末年始にかけて年を跨ぐこともあったのですが、その頃の嵐さんはグループで紅白の司会もしていました。

 そのリハーサルに加えて、皆さんそれぞれ、主演ドラマや冠番組を持っている。当時は幕張メッセにメインステージを仮設してリハーサルをしていたのですが、途中で嵐さんが抜けたと思ったら『ミュージックステーション』に生出演していたこともありました。そんな多忙なスケジュールを当たり前のようにこなしながら、現場で疲れやストレスを見せることはなく、むしろジュニアにも気さくに声を掛けて気遣ってくれる。一流のアイドルというのはこういうものなのかと、驚きましたね。

公演の時にシャンパンをプレゼント

 (櫻井)翔くんは当時から『news zero』のキャスターを務めていたので、リハの合間によく新聞記事を熟読していました。夜になると、さっきまで一緒に踊っていた翔くんが真剣な表情でニュースを読み上げていて、本当にすごいな、と思いました。

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櫻井翔 ©︎文藝春秋

 翔くんはとてもフランクで、緊張しているジュニアとも積極的にコミュニケーションをとって、距離を縮めてくれる方でした。13年のツアーの時、翔くんが「大川、誕生日いつ?」と声を掛けてくれたことがありました。僕が「来週です」と答えると、「いくつになるの?」と聞いてくれて、僕が「20歳です。ありがとうございます!」と言ったら、「祝ってねーよ!」と(笑)。そう言いつつも、翌週の公演の時にシャンパンをプレゼントしてくれたんです。かっこよすぎて、痺れましたね。