ジャニーズでは、ジャニーさんやジュリーさんからもらうことはあっても、先輩からお年玉をもらうことはほぼないのですが、嵐さんだけは別。他のメンバーの方からも何度かいただいたことがありますが、潤くんは毎年必ず用意してくれていました。五、六年バックダンサーをしている先輩ジュニアの中には、潤くんの部屋をノックして「おめでとうございます!」とお年玉をもらいに行く人もいたりして(笑)。
相葉さんが「俺は抜けるのは違うと思う」と…
ステージでも、僕たちジュニアが少しでもお客さんに名前を憶えてもらえるようにと、必ずバックダンサーの紹介タイムを作ってくれて、愛を感じましたね。
相葉(雅紀)くんとは、一度ツアーの最中にジュニアの何人かとお部屋にお邪魔させていただく機会があって、その時にいろいろな相談をさせてもらいました。僕はジャニーズにいる以上、アイドルとしてデビューすることを目指していましたが、いわゆるデビューコースからは外れていて、現実的には難しいと感じていました。そのことを話すと相葉くんは、「確かに今はデビューが難しくなってるよね」と寄り添ってくださって。僕が役者をやっていきたいと話したら、事務所に残って役者としてやっていくにはどうしたらいいかを一緒に考えてくださいました。
その時のお話で印象的だったのは、当時はグループを抜けてジャニーズを退所する方が少しずつ出てきていた中で、相葉さんが「俺は抜けるのは違うと思う。俺らは5人で嵐だから、誰1人いなくなってもダメなんだ」と仰っていたこと。
今回、嵐さんの活動終了という決断を知った時、真っ先に思い浮かんだのも、その言葉でした。寂しい気持ちはありつつも、あの時、相葉くんが語ってくれたように、「5人で嵐」だからこその決断なら何も言えないな、と。そして今回、活動休止からフェードアウトで終わるのではなく、みんなで揃ってファンに感謝を伝えて終わろうということでラストツアーをすることを選ばれたのも、嵐さんらしいと感じました。
