若者を中心に人気を集める動画クリエイター夫婦「たくはらけ」。夫・かいとさん(24)は、幼少期から実母に凄惨な虐待を受け、18歳で家を出て以来、母とは絶縁状態を貫いてきた。

 しかし2025年5月、末期がんに侵された母の死期が迫るなか、彼は妻・みうさん(26)を連れて病室を訪れる。「そのまま会えずに死んでいけばいいと思っていた」と語る彼が、最期に虐待母へ突きつけたかった“残酷な本音”とは。

「たくはらけ」夫妻。右に写るのがかいとさん

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面会時間は3時間、チューブに繋がれた母との再会

――母親からの虐待をご夫婦のYouTubeチャンネルで告白したかいとさんですが、2025年5月にお母様は他界されたと伺いました。ご逝去の直前、ご夫婦揃って会いに行ったそうですね。

かいと はい。18歳で家を出てから、母には会っていなかったんですが、病院に行きました。

 私に関する情報は「絶対にあの人(母親)には言うな」と口止めしていたような状態だったんですが、 母の近況は、きょうだいを介して、5、6年前に「がんになった」と聞いていて、その後も「手術した」「転移した」「余命◯年らしい」みたいなことを知ってはいたんです。ただ、死はどこか現実的ではなく、その直前まで会いに行こうとは思いませんでした。

――いざ、病床に伏す母親との対面。どのような状態でしたか。

かいと 母はチューブに繋がれていましたが、話すことはできました。面会時間は3時間くらいだったと思います。

――みうさんは、かいとさんの母親に会うことなく入籍をしたわけですね。

みう そうです。夫は私の両親に挨拶に来てくれましたが、事前にどのような関係性であるかを聞いていたため、私はかいとくんのお母さんに会うことなく結婚しました。弟さんには会ったことがありますが、お母さんには病室で会ったのが最初で最後です。