多少はお金を出してもらったほうがお互いが心地良い
――ところで、現在のチェンさんは、高収入だからこそ、恋愛が難しくなるといったこともあるのではないでしょうか。
チェン そうですね。「お金目的」というレッテルから女性を守る意味でも、デートや旅行にあたって多少はお金を出してもらったほうがお互いが心地良いのではないかと考えているのですが、少数ながら「男が出して当たり前」と思っている方はいて。そうした難しさはあるかもしれません。
私は、恋愛だけではなく、たとえ友人関係や先輩後輩の間でも、「ご飯をご馳走になったので、このアイスはおごります」みたいな関係性のほうが好きなんですよね。たとえそのアイスが数百円で、食事代ととうてい釣り合いが取れていなかったとしても、その気遣いは嬉しいじゃないですか。
――名門男子校から東京大学、そして経営者として、またリアリティショーで……。特殊なキャリア、かつ恋愛経験をお持ちですが、現在も結婚願望はお持ちでしょうか。
チェン めちゃくちゃあります。
今後の恋愛に対する「傾向と対策」
――これまで、最終的には選ばれなかったわけですが、今後の恋愛にはどのように臨んでいかれるお考えですか。
チェン 傾向と対策ですね。自分のどこがよくなかったのか、終わってしまった恋愛からも学ぶことはたくさんあると思います。
もしかすると、受験勉強に近いかもしれません。かつて、母が答案用紙を見て「間違えた問題は宝」と言っていました。当時から、なぜ間違えたのかに向き合う習慣があるんです。恋愛においても、実際にどんなことを話したのかをメモったりしています。相手が何が好きで、家からの動線を考えたデートにするためにはどうするか――など。情報はメモをして次に生かしたいんです。やらなければいけないからやっているのではなく、やらないとモヤモヤするんですよね。
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失敗したデートの動線から相手の好みまで、すべてをメモし、次へと生かす。「恋愛も受験と同じで、傾向と対策です」と笑うチェン氏。彼のその異常なまでの“分析と攻略”への執念は、一体どこから来ているのか。
第3回では、彼の人生の根底にある天才の双子の兄への強烈な劣等感に迫る。
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