学生時代からAIを研究し、現在はAI導入を支援する会社を経営するチェンジャック氏。人生のあらゆる壁を「傾向と対策」という論理で乗り越えてきた彼にとって、AIは最強のパートナーだ。

 恋愛リアリティショー出演時にもAIを用いていたチェン氏。論理の結晶であるAIは、人間の複雑な恋愛感情を攻略できるのか……。完璧な男のこれからの恋愛についての思いを聞いた。

 

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AIと競馬の予想をして買ってみた結果

――チェンさんは東大ではAIを研究していたと聞きました。今まさにホットな領域ですよね。

チェン そうですね。ChatGPTが出る以前から、私は研究室でAIの研究をやっていました。ディープラーニングを用いた360度動画の合成技術を開発したこともあります。

――学問を追究されていたんですね。

チェン 基本は。ただ、大学時代に「自分の頭脳とAIがあれば、競馬に負けないんじゃないか」と思って試したこともあります。過去10年分のレースデータを、ChatGPTの元になったAIに処理してもらって、どのくらいの回収率になるかを実験してみたんです。

――結果はどうでしたか。

チェン ディープラーニングのモデルを自分で組んで予想させたところ、回収率は110%くらいでした。

 そして最近、学生時代以降しばらくやっていなかったのですが、また安田記念や宝塚記念をAIと予想して買ってみました。今回はClaude CodeというAIを使って予想をさせています。理論回収率は、150%くらいまで行く予定でしたが、現在のところ、2連続で外れています(笑)。

 

――競馬とAIの相性がいいと考えたのはなぜですか。

チェン AIは膨大なデータのなかから傾向を分析するのが得意だからです。人間だと見落としたり、逆に確率的な上振れ、下振れを意味のあるものだと誤解したりしますが、AIだとフラットに統計的に分析することが可能です。もっとも、単純に競馬が好きという理由もあります。