恋愛においてAIが活用できるケース

――お話を聞いていると、チェンさんは一貫して“傾向と対策”にロマンを感じて、突き動かされるように勉強も恋愛も仕事もしてきたように思います。一方で、「恋愛」と「AI」は遠いもののように感じられる人も多いと思います。この点について、どう思われますか。

チェン 「恋愛」と「AI」が遠いというのは、半分正解で、半分間違いじゃないですかね。

「恋愛は論理じゃなくて感情」というのはある部分では正解だと私も思います。めちゃくちゃ正論を言われると、「論理的に合っていても感情的にはこの人嫌い」ってなったりすることもあるし、論理ではない「好きだ!」が刺さったりもします。

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 一方、AIに聞いて論理的に恋愛するとうまくいくといったケースもありえるでしょう。

――興味深いです。たとえばどんな部分で、AIを頼ったほうが恋愛においてもうまくいきますか。

チェン 最初のデートはテーブル席よりカウンター席がいい。理由としては、物理的な距離が近い方が心理的な距離も近いと、人間の脳は錯覚するからです。さらに、人間は対面で座ると相手のことを敵だと無意識に考えると心理学の世界でも研究が進んでいます。なので、横並びに座った方が距離が縮まりやすいんです。AIに聞くと、こういう理論を教えてくれるんですよね。

 このようにしてAIをうまく利用して、感情と論理を使い分けていくのが、恋愛の最適解だと僕は思っています。

――実践で使ったことは。

チェン まさに今回の『時計じかけのマリッジ』でも、相手(なつえさん)のことをAIの「DeepResearch」という調査機能で調べてから参加しました。実際になつえにも調査結果を見せて、「え、これは当たってる!でもこれは当たってない!(笑)」と一緒に見たりもしました。

 

――しかし、結果的になつえさんからは選ばれませんでした。

チェン そうですね。万全の傾向と対策で臨んだはずなんですが、最後は論理じゃないところで負けました。

――今回の失敗を受けて、次に恋愛をするときにAIは利用されるでしょうか。

チェン いや、頼りますよ(笑)。今回の「間違えた問題」を活かせればと思います。

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