東大卒、年収1億円、身長187センチ。婚活市場においてこれ以上ない“最強のカード”を持ちながら、恋愛リアリティショー『時計じかけのマリッジ』に単身乗り込み、不特定多数の前で恥を晒し、ついには号泣までして見せたチェンジャック氏。

 すべてを手に入れたように見える男は、なぜそこまでして「結婚」を渇望したのか。過去の手痛い失恋から、元カノを激怒させた一言まで――。完璧なスペックの裏に隠された、あまりにも人間臭い恋愛観の現在地を聞いた。

 

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中高生の頃は完全に“イモ”だった

――チェンさんは栄光学園から東大へ進学されています。中高は男子校ですよね。他校の女子からモテましたか。

チェン モテないです。当時を振り返ると、「完全に“イモ”だったなぁ」と恥ずかしくなります。栄光学園は駅から徒歩15分くらいあるのですが、バスを使ってはいけないというルールがあって、私たちは歩くのですが、近くにある女子校の子たちはバス停に並んでるんですよね。それを横目に見ながら、友だちと「あの子、可愛いね」なんて言っているような学生でした(笑)。話しかけたりはできなくて。

――文化祭でも、他校の生徒をナンパしたりはしなかった。

チェン いや、文化祭ではしました。それも今思えば完全に“イモ”ムーブなのですが、友だちと「誰が一番女の子の連絡先を聞けるか勝負しよう」みたいなバトル形式に落とし込んで、どうにか声をかけるというかたちでしたね。本当は仲良くなりたいのに、自尊心があるから傷つきたくなくて、「あくまで勝負のため」という建前を作って(笑)。

 

――成果はいかほどでしたか。

チェン 2日間の文化祭で30人くらいとは連絡先交換ができたと思います。ただ、へんなプライドがあって、自分からメッセージを送ることができないんですよ。それで、まったくやり取りをせずに終わってしまいました。