最近まで家賃2万円の家に住んでいた
――現在の生活の経済的な側面について教えてください。たとえばどのくらいの収入があって、生活費でどのくらいかかるのでしょうか。
松本 現在37歳ですが、同年代と比べてかなり貯蓄は少ないでしょうね。収入は複数の個人スポンサーの方々からいただいていて、合計で新入社員のサラリーマンくらいでしょうか。
――すると、生活は慎ましやかになりますか。
松本 そうですね。ただ、これといって使うこともないんですよね。食費と交通費くらいしか本当に使わなくて。基本的にはサッカーの練習に充てていますから、生活にまったく不満もないんです。
――居住費はどうですか。
松本 現在は多少家賃が上がったのですが、直近まで、家賃2万円のところに住んでいました。
――2万円! やはり海外を渡り歩いていると、タフな場所でも住めるのでしょうか。
松本 いやいや、違います。海外の遍歴を話すと必ず「サバイバルがお好きなんですね」と言われるのですが、汚い場所で暮らすのはどちらかというと抵抗があります。藁ぶきの家にも住んだことがありますが、やはりきれいな家に住みたいですよ。
家賃2万円だった家も、その部屋の家賃が極端に安いだけで、とてもきれいなマンションです。上の階の部屋も両隣の部屋も相場と変わらない高い家賃でしたし。
――それはいわゆる事故物件なのでは……。
松本 だと思います。特に不動産屋に聞いたことはないんですが。私が一度住めば、「そのあとは相場の家賃で貸せるんです」と言っていましたから。
幽霊は怖くないんですよ、どうせこの目でははっきり見えないので(笑)。本当に怖いのは、見知らぬ生身の人間が自分の家に入ってきていることだと思います。海外経験を経て、そういう度胸みたいなものはついたのかなぁと思いますが。
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世界中で数々の修羅場を潜り抜け、現在は日本で現役生活を続ける松本選手。そんな彼のメンタルの根底には、家族への強い思いがあった。
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