「肌の色が違わなかったら絶対言ってこない」家族で歩いている時に街中で感じる“差別的な視線”
――ウィリーさんのトラウマについて話をしたことはありますか。
yurio ありますよ。幼少期、他国へ移住したら差別的な先生がいて暴力を振るわれたことがあったとか。
大人になってからは、差別に負けないよう屈しないメンタルを育むとか、毎日ジムに2回行っているのも、なめられないように鍛えてるのかなと思いますね。
――一緒に街中を歩いていて視線を感じることもありますか。
yurio めちゃくちゃ感じます。日本人と歩いてる時に視線なんて感じたことはなかったので、圧倒的です。
息子が0歳のとき、ショッピングモールでパンを食べてたら、おじいちゃんに「あんたの子?」と聞かれたことがあって。
「はい」と答えたら、「そうか。かわいいね」と言って帰っていったんですけど、肌の色が違わなかったら絶対言ってこない言葉じゃないですか。ショックでしたね。言いやすい相手を選んで言ってるなとも思いました。
――夫のウィリーさんがいると直接言ってこない?
yurio そうです。同じように国際結婚した友だちも言ってたんですけど、言いやすい相手を選ぶから、旦那と子どもと3人でいる時は言ってこないけど、お母さんと子どものセットの時だけ、「国へ帰れ」とか「まともな結婚できなかったのか」とか、「ビザ目的だろう」って言葉をぶつけて来る人がいると。最近はヘイトの言葉を投げつけられることがめっちゃ増えてると聞きました。
スーパーの駐車場でおじさんに怒鳴られて…
――女性差別と外国人差別が合わさってるというか。
yurio ちょっと前に旦那と息子と3人でスーパーに行った時、駐車場で前の車が急にバックしてきたんです。危ないと思ってクラクションを鳴らしたら、「うるせーわー!」ってその前の車のおじさんが怒鳴ってきたんですよ。
で、旦那がバッと、「子どもが乗ってるのに危ないだろ!」と注意しに言ったら、あっという間におじさんはどこかに消えました。
まさかNボックスからあのでかい人が出てくると思わなかったんでしょうけど、軽に乗ってる女だと思ってなめてかかってきたのがよくわかりました。
――そんな中でyurioさんが国際結婚の発信をはじめたきっかけはなにかあるのでしょうか。
yurio 自分があえて「国際結婚」を出して発信したいなと思ったのは、同じ仲間が集まるんですよね。みんな同じような悩みを抱えているので、それがまとまったひとつの声として届いたらいいなと思って、今回も取材をお受けしたんです。
写真提供=yurioさん
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