7月17日に成立した改正皇室典範。国会審議の背後で影響力を行使していたのが、自民党の麻生太郎副総裁(85)だ。その麻生氏の実妹が「週刊文春」の取材に対し、麻生氏が皇室典範を巡る議論に加わってきたことに否定的な見解を示した。

麻生太郎氏 ©文藝春秋

麻生氏の実妹は三笠宮寬仁親王妃信子さま

 麻生氏は、自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の会長として、これまで党内の議論を牽引してきた。皇族数確保策に関する「立法府の総意」を取りまとめた森英介衆院議長も、麻生氏の最側近だ。

「今回の法改正では、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案が盛り込まれました。この案は麻生氏が以前から主張していたもの。ただ、麻生氏の実妹は三笠宮寬仁親王妃信子さまです。7月15日の国会で、木原稔官房長官は『(信子さまが)養親になり得る』と認めました。つまり、麻生氏が天皇の外戚となり、平安時代の藤原氏のように強大な権力を握る可能性が生まれたのです」(政治部デスク)

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実妹の三笠宮寬仁親王妃信子さま ©時事通信社

 いわば、「令和の藤原氏」となりかねない麻生氏だが、親族はどのように受け止めているのか。「週刊文春」は、麻生氏の実妹で、信子さまの実姉にあたる女性に話を聞いた。