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別の地域出身だった児玉さん一家に対する誹謗中傷
事件の加害者に対する損害賠償請求の場合、判決が確定しても支払われないことは少なくない。
「相手に支払う意思がないケースでは、勤務先を調べて給与を差し押さえるにも相当な手間や費用がかかるし、被害を受けたほうが最終的に泣き寝入りすることも珍しくない。国が立て替えて賠償金を支払うなどの制度も必要でしょう」(被害者支援に詳しい弁護士)
今回の事件では、遺族に対する誹謗中傷もあった。
「古い家が多く、土地柄もあってか、当時は別の地域出身だった児玉さん一家に対してよく思わない人もいた。『被害者が悪い』『逮捕された方がかわいそうだ』と露骨に言ったり、有平さんの兄や妹に心無い暴言を吐いたりする者までいた。ある種異様な雰囲気でした」(前出・市政関係者)
元生徒らは既に40代になっている。だが、これまで遺族のもとに謝罪に訪れることはなく、今回の判決を受けても賠償金を払うそぶりは見せていないという。
漫画やアニメの仕事に就くのが夢だった有平さんを、誰よりもかわいがっていた父の、「判決をきちんと受け止めて事件に向き合ってほしい」という無念の叫びは届くのだろうか。


