――友だちからも、連絡はもらっていたんですか?

鈴木 はい。「治ったら遊ぼうね」と連絡をくれた子もいたんですけど、内心では複雑でした。治るかも分からないし「いつ遊びに行けるんだろう」と思って。

 学校に通ったり働いたりして、遊びに行けるような普通の生活を送っている友だちがうらやましかったです。

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「正直、気持ち悪くなってしまいました」医者から開頭手術の説明を受けたが…

――生きる上でのやりがいを見つけようと思い、資格を取ったそうですね。

鈴木 パソコンに関する資格と、秘書検定を1ヶ月ほど勉強して取りました。何もやっていないと将来のことを考えて不安になってしまうので、アイドルのことはいったん忘れて、それ以外の職業で働ける力を身に付けようと思ったんです。

 運動はできないし、やることもなかったので毎日ひたすら勉強して。最初に検定に受かったとき、「勉強していれば今ある不安を忘れられるかもしれない」という感覚をおぼえたんです。そこから、秘書検定も見つけて勉強していました。

 

――5月に再び入院し、回復に向けた手術を受けたそうですね。事前にどのような説明があったのでしょうか?

鈴木 手術の1週間ほど前に、先生と1時間ほどお話しする機会がありました。手術の方法とリスクの説明、それから、輸血の可能性もあったのでその説明も受けました。

 私が受けたのは「開頭手術」と呼ばれるもので、図面を見ながら説明を受けたのですが、正直、気持ち悪くなってしまいました。

 絶対に治るという保証もなく、付き添ってくれたお母さんも頭の傷のことや術後のことについて色々と質問していました。