――それでもまだ意識はもうろうとしていたと思いますが、ハッキリと意識が戻ったのはいつ頃だったんですか?

鈴木 夜の9時頃だったと思います。まだボーッとしていて、自分の状況がハッキリとは分からなかったです。でも、とにかく頭が痛いし、気持ち悪かったのは覚えています。

 夜なのに眠れなくて、頻繁にナースコールを押して、点滴で痛み止めや吐き気止めを打ってもらっていたんですけど、効いてるのか効いていないのかよく分からない状況でした。

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傷あとがキレイでホッとするも「想像してた10倍くらい大変」

――手術を振り返って、SNSでは「想像してた10倍くらい大変だ」と投稿していました。特に大変だったのは、何でしたか?

鈴木 手術後は頭の痛みが、一番大変でした。手術前に麻酔科の先生から全身麻酔について説明を受ける機会があり、そのときは「麻酔は点滴で打ちますし、脳の手術では痛みはそれほどないはずです」と言われたんです。

 でも、そんなことはなかったです。HCUに戻ってからは、ガンガンとした頭の痛みが続きました。

 

――開頭手術で気がかりだった髪の毛も自然に残りました。

鈴木 先生や看護師さんからも「傷がすごくキレイだね」と言われました。

 事前に、「場合によっては傷が予想よりも大きくなるかもしれない」と説明を受けていたんです。なので、手術まではどうなるか分からなくて怖かったです。

 でも、思っていた以上に傷あとがキレイで、髪の毛で隠れる程度になってホッとしました。

 術後4日ほどは、医療用のネットで髪の毛をまとめて、頭から血を抜くための管もつながっていたんです。

 だからそれが取れるまでは、頭から抜かれた血が溜まっているところがずっと見えていて「怖い……」と思いながら、毎日過ごしていました。

撮影=榎本麻美/文藝春秋

次の記事に続く 「注射の跡が23箇所も残り、身体にアザがたくさんできた」19歳で脳梗塞→“壮絶な開頭手術”を受けた元SKE48・鈴木愛來が、闘病経験を発信するワケ

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