下ネタコントでブレイク中の男女コンビ・ニッキューナナのこっちゃん選手。底抜けの明るさを放つ彼女だが、女性芸人ゆえのエロDMや中傷コメントに傷つけられた時期があった。そんなこっちゃん選手を救った、小さなマイルールとは。そして今からニッキューナナを追う人におすすめしたい、とっておきの下ネタ動画解説。生活の中に、下ネタはある――。(全3本の3本目/最初から読む

こっちゃん選手 ©︎石川啓次/文藝春秋

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ネタには相方と同じくらいの責任がある

――芸人やめようって思われたことはありますか?

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こっちゃん選手 やめよう、はないですね、今のところ。相方とケンカはめっちゃしますけど、言いたいこと言えるっていうのはすごくありがたい環境かもしれないです。(相方の)峯が割とそういう環境作りをしてくれてるんですよ。

――ストレスはないですか。

こっちゃん選手 細かく言われてムカついてのストレスはありますけど。「さっき飛ばしてたよね」みたいなことを言われてイラッときて、「いやおめえ声ちっちゃいんだよ」って言い返すみたいな、そういうストレスはあります。それ以外はないかもな。

――もう本当に対等な関係で。

こっちゃん選手 対等すぎるくらい。だからネタ書くのは峯君なのに、私がネタのことを考えてなかったらすごく怒られますし。同じくらいの責任がありますね、ネタには。

男の“情けな自己中”みたいなところが大好き

――男女コンビは女性のほうがネタを作って、主導権を握っているパターンが多いという話を聞くんですけど、ニッキューナナさんはそこがフラットで新しい。

こっちゃん選手 本当にフラットかもしれないですね。うちも峯に「やらせる」パターンもあります。私、男性の情けないところとかすごく好きなんですけど、情けない男のお笑いが。

©︎石川啓次/文藝春秋

――情けない男のお笑い。

こっちゃん選手 さっきまで楽しく話してたのに、急に「俺はな、昔はな……」みたいな感じでシリアスかましたりするじゃないですか。それが私大好きで。今まで自分がセクハラしてたのに、女がふざけて下ネタを言ったら、「いやね、そういうのはやめたほうがいいよ」みたいな、ああいうのが好きなんですよ。男の自己中なところというか、“情けな自己中”みたいなとこが大好きで。

――情けな自己中(笑)。

こっちゃん選手 お前もさっきまで「おっぱい」とか言って笑ってただろ、みたいな。私が急に「おっぱい」って言ったら、「あのね、あんまりね」ってしゅんとなる。ああいうネタを作りたいなってなったときは、峯君に動きの指導をしますね。「もっと情けなく!」とか。ああいう男性のおもしろさをかき集めたいっていう気持ちはずっとありますね。