公式YouTubeチャンネル「ニッキューナナch」での下ネタコントがブレイク中の男女コンビニッキューナナ。トータルテンボスに憧れ、漫才師に憧れ、東京へ。しかし大学の落研で出会った相方と選んだ道は、このご時世険しすぎる「下ネタ」への道だった。下ネタ一筋10年、ニッキューナナのこっちゃん選手に「令和の下ネタ」を聞いた。(全3本の1本目/つづきを読む

こっちゃん選手 ©︎石川啓次/文藝春秋

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トータルテンボスにハマって「絶対芸人になりたい」

――私はニッキューナナさんのネタ動画が大好きで。普段下ネタが大好きっていうわけじゃないのに笑わずにはいられない。直接的なのにカラッとしてるというか。

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こっちゃん選手 そう言っていただけるのは、めちゃくちゃうれしいです。

――「女性と下ネタ」について、我々もちゃんと考えなければいけないと。

こっちゃん選手 すごい……そんなテーマになってきてるんですか?

――こっちゃん選手が芸人になりたいと思われたのはいつぐらいですか?

こっちゃん選手 『エンタの神様』とか『爆笑レッドシアター』とか『爆笑レッドカーペット』とか、そういうのをずっと見て育ってきて。中学生あたりで『爆笑オンエアバトル』(以下、『オンバト』)を知って、これめちゃめちゃおもしろいなと。『レッドカーペット』だと2~3分で終わっちゃうネタが、『オンバト』だと長い尺で見れて。そのあたりからお笑いにハマっていきました。

 あとは、勉強しながらラジオ番組の『トータルテンボスのぬきさしならナイト!』を聞くのが私の中のルーティーンになって、そこからトータルテンボスさんにハマって、絶対芸人になりたいなって思うようになりました。私、笑い飯さんが優勝された2010年の『M-1グランプリ』(以下、『M-1』)の敗者復活を見に行ってるんですよ。夜行バスで友達と大井競馬場まで行って。

担任の先生に「お笑い芸人になりたいです」って言ったら…

――あの極寒でおなじみの! 芸歴10年縛りのラストイヤーですね。

こっちゃん選手 東北出身の私でもちょっといい加減にしろよってぐらい寒かった。でもそれより生身の『M-1』にすごい衝撃を受けて、私もこれに出たいと。それで進路相談のとき、担任の先生に「お笑い芸人になりたいです」って言ったんです。でも先生が「近所のおもしろいおばさんでいいんじゃない?」って。

©︎石川啓次/文藝春秋

――すごいですね、先生も(笑)。

こっちゃん選手 いいわけねえだろうと思って(笑)。そこで上京を志すようになりました。絶対東京出て、お笑い芸人になってやると。

――ネタを書いたりされてたんですか、その当時も。

こっちゃん選手 高校生のときにお笑いサークルがあって、月に1回、お笑いのDVDをみんなで鑑賞してたんです。そこで出会った子と高3の文化祭で漫才をやりました。結構芸人としてはベタなイベントですよね。