事務所には「のびのびとさせていただいてます」

――周りの芸人さんや事務所の方の反応はどんな感じだったんですか?

©︎石川啓次/文藝春秋

こっちゃん選手 マセキのスタッフや先輩芸人さんは、おもしろいねって言ってくれるんですよ。私は演技が壊滅的に下手くそで、最初にコントやるってなったときはマジで絶望してたんですけど、下手くそでも何かが尖っていて、事務所はそこを認めてくれたんだろうなと。

――さすがルシファー吉岡さんを抱える事務所ですね。

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こっちゃん選手 のびのびとさせていただいてます。それはすごく感じています。

親には「教師になろうと思ってる」と言っていた

――しかし、1年限定の気持ちで組んだコンビで、このままやっていきたいなと思ったのは何か理由があったんでしょうか。

こっちゃん選手 私、芸人になるっていうことを直前まで親に言ってなかったんです。数学の教師にも興味があって、親には「教師になろうと思ってる」って言ってました。実際、大学の4年次は教育実習で忙しくて、なかなかネタも練れなくなって、次のライブに受かんなかったらもう解散しようって状態にもなったんですよ。でもそのライブに受かっちゃって、そのまま継続しようかと。そこで初めて親に「芸人やりたい」って話しました。めちゃめちゃ揉めました。

――そこで初めて親御さんは知ったわけですね。

こっちゃん選手 そう。もっと早く私が言ってればよかったんです。大学生活の最後の最後に言ったからすごく揉めたんですけど。そこからは「頑張ってね」って応援してくれています。

©︎石川啓次/文藝春秋

――ちなみに……親御さんはネタを見てらっしゃるんですか。

こっちゃん選手 本当にやばいのが、結構見てるんですよね(笑)。しかもマジで見てほしくないっていうネタほど見てる。ラジオも毎週聞いてるんですよ。だから久々に会うと「それラジオで言ってたもんね~」みたいに言われて、もう最悪。親に聞かれてるって思いながらラジオもしたくないし、親に見られてるって思ってネタも作りたくないじゃないですか。そこだけは恥ずかしいって思ってます。

次の記事に続く 「女のお笑いって、びっくり箱みたいなもの」下ネタでブレイクした女性芸人が明かす、男性芸人との決定的な違いと「地上波で下ネタは無理」でも気にしないワケ

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