若手実力派女優の原菜乃華が、着実に活躍の幅を広げている。

 現在公開中のアニメ映画『君と花火と約束と』でヒロイン・葉山煌を演じており、9月11日公開の実写映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』にも主要キャラとして出演予定だ。さらに、11月20日公開の映画『ないものねだりの君に光の花束を』では「ACEes」作間龍斗とW主演を務める。

 映画出演に加え、今秋スタートのドラマ『もうパパ!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)にて主演を担当することが発表されている。立て続けに大仕事が舞い込んでいる状態だ。

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原菜乃華 ©時事通信社

連ドラ初主演は、強烈な「宗教純愛サスペンス」

 原といえば、今年の春ドラマ『るなしい』(テレビ東京系)で、主人公・郷田るなを熱演して話題を呼んだ。連続ドラマ初主演となった本作では、ベッドシーンにも挑戦している。

 同ドラマは、2022年上半期「週刊文春エンタ マンガ賞!」で最高賞に選ばれた意志強ナツ子氏による同名漫画が原作。“火神の子”として生きる宿命を背負い、恋愛を禁止された女子高生・るなを中心とした、信者ビジネスを描く「宗教純愛サスペンス」だ。

連ドラ初主演となった『るなしい』(テレビ東京公式サイトより)

 原が演じたるなは、祖母と営む鍼灸院で自らの血を入れた「モグサ」を使って信者ビジネスを行う女子高生だ。学校で「宗教の人」と呼ばれいじめられていたるなは、窪塚愛流が演じた学校の人気者・ケンショーに救ってもらい、恋に落ちてしまう。

 ただ、火神の子であるるなは、純潔であることを求められ、恋愛や性的な交わりを固く禁じられている。禁断の愛に揺れ動く女子高生の姿が鮮烈に描かれ、ドラマファンから高い評価を受けた。

 クライマックスまで不穏な雰囲気が漂っていた『るなしい』だが、最終話の直前でるなはケンショーから迫られ、肉体関係を結ぶことになる。