ヤクザにホテルで関係を強要され、処女を…

 かたせの人気を不動のものにしたのが、激しい濡れ場に挑戦した29歳からの映画『極道の妻(おんな)たち』シリーズ出演だった。

 世良公則演じるヤクザにホテルで関係を強要され、処女を奪われる。背中の刺青を見せつけられ、恐怖におののきながらも激しく抵抗するが、次第に喘ぎ声をあげていくリアルな演技が高く評価された。

極道の妻たち

 終盤には、情事の最中に銃撃され、かたせの腕の中で血まみれの世良が息を引きとるという、いかにも「極道」な濡れ場も披露している。

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 当初は芸能界入りに反対していた両親もこの頃には全面的に応援モードに入っており、ヌードについても素直に受け入れてくれたそう。かたせ自身も脱ぐことや濡れ場に特段の葛藤はなかったそうで、自ら「女優人生の転機」と語り、当時を次のように振り返っている。

「職業欄に“女優”と書けるようになったのは、『極道の妻たち』1作目に出会ってから。それまでは“タレントさん”という感じで、この作品から女優人生がスタートしたと思っています。29歳でした」

 続けて30歳で主演した『肉体の門』でも全裸に近い濡れ場に挑戦し、『肉体の門』の歴史の中でも最高の濡れ場と絶賛された。

 40歳で出演した映画『身も心も』でも熟したフルヌードを披露し、変わらぬ豊満なバストとヒップで観客を魅了した。

娼婦役を熱演した『肉体の門』(Amazonより)

 奔放なエピソードや役の中でのセクシーな面にたがわず、私生活でも多くの俳優との恋愛が取りざたされてきた“恋多き女”でもある。

 特に有名なのが、25歳年下の成宮寛貴との“年の差差交際”説だ。かたせが41歳の頃、成宮がデビュー前に新宿2丁目のバーで働いていた頃からの関係と言われ週刊誌などがこぞって報じた。

 54歳の頃にはベテラン俳優の遠藤憲一と新宿2丁目のバーで濃厚なキスをする現場が目撃されたという報道もあったが、関係者が「楽しいお酒を飲むための飲み友達」と説明するなど交際を否定している。