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最も結婚に近づいたのは30歳の頃だったが…
69歳になる現在まで意外にも結婚歴はないが、最も結婚に近づいたのは『極妻』でブレイクした30歳前後だったという。結婚を考えた交際相手がいたが、後にかたせ本人が「結婚にも仕事にもいい時期が重なっちゃったから結婚しなかった」と告白しており、両親から「結婚しなくていいよ」と言われていたことも影響したという。
結婚観についてはインタビューでこう語ったことがある。
「おひとりさまを満喫していますが、別に結婚したくなかったわけではありません。でも誰かが近くにいると気をつかってダメ。一緒にご飯を食べたり旅行できれば充分で、誰かと24時間暮らす必要を感じませんでした」
筆者はかたせ主演の2時間ドラマの現場を取材したことがあるが、そこでも彼女のマイペースぶりは発揮されていた。
控え室スペースで出番を待つかたせが若いスタッフに「ごめん、コーヒー入れて来て」と頼むと、スタッフは笑って「かたせさん、さっき入れたばかりのが残ってますよ」とツッコミ。かたせも笑って「あ、そうか。まだ全然あったかい、ごめんごめん」と言ってそのカップを口に運んでいた。
他にも「ウォーキングに出かけても家に帰れない」「収録スタジオでもよく迷子になる」など天然エピソードには事欠かない。
コロナ禍以前は365日毎日お酒を欠かさないという酒豪でもある。
一方で両親の介護を一手に引き受けるほど両親との関係は晩年まで良好だった。そんな彼女が両親の反対を押し切って芸能界に入り、濡れ場にも躊躇なく挑む姿はまさにお嬢様育ちゆえの本物の自由人といったところだろう。

