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なぜ盗撮にのめり込んだのか?
しかも、やることといったら筆箱にスマホを隠して、更衣室の片隅に置いておくだけ。その「手軽さ」ゆえに、彼は盗撮にのめり込んでしまったのです。
そしてこの「手軽さ」こそが、実は大きな落とし穴です。
一般的に、依存症が進行するプロセスには、以下の3つの共通点があります。
(1)報酬の即時性:行為の直後、快感や達成感がすぐに得られる。
(2)アクセスのしやすさ:スマホという身近な道具で、いつでもどこでも実行できてしまう。
(3)セルフエスティーム(自己効力感)の肯定的変化:「自分でもやれた」「支配できた」「コントロールできている」という感覚によって、一時的に自己効力感が変化する。
いつでも、どこでも、すぐに気分が変えられる。
こう記すと、まるでカンフル剤か特効薬のようですが、その効果は一瞬にすぎません。
長期的に待っているのは、「社会的な死」「経済的な死」「身体的な死」です。