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その後、田中氏は…
田中氏の場合、逮捕され、職を失い、事件が報道されたことから、自宅に住み続けることができなくなり売却。妻の実家に一時的に身を寄せました。
このメカニズムは盗撮などの行為依存に限らず、アルコールや薬物など物質依存も同様です。
日々の緊張感やイライラ、不安をアルコールや薬物で紛らわせても、効果は一時的。
また、刺激にも慣れていくので、同じ快感を得るため量や回数が増え(耐性)、そのなかで肉体や精神は確実に蝕まれ、あらゆる死に近づいていくのです。
無音カメラアプリで盗撮にハマった男性
最初は興味本位で始めた盗撮が、やがて「やめたくてもやめられない」依存症になってしまう。
これは、田中氏に限ったことではありません。
私が過去に担当した事例では、ごく軽い気持ちで始めた盗撮がきっかけで、深刻な依存状態に陥ってしまった鈴木貴氏(仮名)という男性がいました。
50代で営業職の鈴木氏は、43歳の頃、仕事先でスマホの「無音カメラアプリ」の存在を知り、興味本位でダウンロードしました。
その後、ある日のジョギング中、ふと思い立ち、このアプリを起動。前を走る女性の尻を興味本位で撮影したのです。
