夏場、多くの人にとって欠かせない存在となっているのがハンディファンです。どこでも手軽に涼を取れるとあって、真夏の時期はこれがなければ外出できないという人も多いのではないでしょうか。

 安いものでは数百円程度からあるハンディファンですが、一方で高級路線も続々と登場しています。今回紹介するダイソン初のポータブルファン「HushJet Mini Cool」もその1つです。

 1万円台後半~2万円台前半という価格(2026年8月5日現在)ゆえ、一般的なハンディファンとはどのような違いがあるのか気になるところ。メーカーから借用した実機を使い、その特徴をチェックしてみました。

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「HushJet Mini Cool」。カラーは今回紹介しているストーン/ブラッシュのほかインク/コバルト、カーネリアン/スカイの3色展開。実売価格は1万円台後半~2万円台前半

見た目のインパクトは絶大、風量の調整にも「高級品ならでは」の機能性が

 本製品の長さは、500mlペットボトル程度と他社のハンディファンと大差ありません。一方で、一般的なハンディファンにみられる頭でっかちのファンがなく、ほぼストレートといっていい、スティック型であることが特徴です。

本体はスティック型。直径は実測38mmと、500円硬貨よりも若干大きい程度
一般的なハンディファンと違って頭でっかちのファンがないのが外見上の特徴です

 本製品では内蔵のブラシレスDCモーターで風を作り、先端から吹き出る仕組みになっています。そのためバッグなどへの収まりはよく、外出先での出し入れがしやすいのが強みです。ファンが露出していないため髪を巻き込んだり、指に触れたりする心配をしなくてよいのは、安全性の観点からはプラスです。

先端のアップ。同社が「HushJetノズル」と呼ぶ独特の形状を採用します

 風量の「強」と「弱」でスイッチが別々に用意されているのも特徴です。多くのハンディファンでは、風量の調整は1つのボタンで行う設計になっています。押すたびに風量が徐々に強くなり、弱に戻ってループする仕組みですが、風量を下げたい場合もいったん風量を最大にしなくてはならないなど、どうしても無駄な操作が発生します。

風量強(+)と弱(-)のボタンが別々に用意されているのは、格安ファンとの差別化ポイントです

 その点、風量「強」と「弱」のスイッチを個別に用意している本製品は、手軽に風量の調整を行えます。このあたりはさすが価格に見合ったギミックを備えている印象です。さらに風量の段階およびバッテリー残量はLEDの点灯・点滅で表示されますので、わかりやすさという点においても合格点です。