ボタン長押しで起動する「ブーストモード」や、付属品も充実
風量は5段階切り替えで、さらに最初だけ強い風に当たって涼みたい場合などに、ボタンを長押しすることで、最大風速25m/秒のブーストモードに切り替わります。とにかく急いで涼みたいが風量自体を切り替えるほどではない……という場合に役立つ便利なギミックです。
風が吹き出る方向は、口の部分を回転させることで30°前方だけでなく真上に切り替えられます。付属のネックストラップを用いて本体を首から下げ、真下から顔に吹き付けるという使い方もできるでしょう。
本体には充電スタンドも付属しており、通常はデスク上に置いて使い、外出時には手に持ったり首から下げたり、さまざまな使い方に対応しています。格安のハンディファンでは、ストラップが付属していても手に引っ掛けるショートタイプが大半なので、首掛けできる長いものが標準添付されているのは評価できます。
一方で気になる点も……
このように、市販の格安ファンと一線を画するユニークな製品なのですが、本製品には1つ、実用上のかなり大きな欠点があります。それはファンの音量です。
市販の扇風機などにも言えることですが、ファンが小さいとそれだけファンを高速で回転させなくてはならず、風切り音やモーター音が騒々しくなります。本製品も例外ではなく、筒状のスリムなボディから強い風を出すために、ブラシレスDCモーターで内部のファンを高速回転させることから、その音量はかなりのものです。
筆者の自宅環境でアプリを用いて音量を簡易計測したところ、風量の段階「1」で「62.8dB」。市販のハンディファンでシェアがトップクラスと見られるリズム社のハンディファン「Silky Wind Mobile 4」は、最大風量の「5」でも音量が「65.6dB」で、いかに騒々しいかが分かります。
風量ごとに比較しても、体感的には本製品の風量「1(62.8dB)」と等しいリズム社ファンの風量「3」は51.5dB、本製品の風量「2(71.9dB)」と等しいリズム社ファンの風量「4」は60.1dB。同等の風量でも本製品の騒々しさは圧倒的です。








