ニューヨークで「事実婚最高!」という結婚観に

――ニューヨークに行ったことで結婚観や子作りの考えに変化はありましたか。

こりんご うちは親が離婚していることもあって、「所詮、人間が一生愛し合い続けるなんて無理だから、いつか自分も離婚するんだろう」と昔から考えていて。

 だからこそ若いときから綿密な計画を立てて、結婚して子どもを産んで、その後に離婚することがあっても母子ともに食いっぱぐれないよう、歯科衛生士の国家資格を取ったんです。でも、まさかニューヨークに移住するなんて思ってもいなかったので、そのニューヨークでは、このライセンスが使えないというオチですが(笑)。

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――そういう理由もあっての歯科衛生士だったんですね。

こりんご 自分でもかなり戦略的だったなと思うのですが、同じ国家資格でも看護師になると夜勤があるから大変だと思って、歯科衛生士を選んだんです(笑)。まあでも、そのライセンスを取ったのがきっかけでアメリカに行けることになったので最終的には結果オーライで良かったんですけども。

 だから20代後半まではすごくコンサバだったんですけど、ニューヨークに来たことで結婚する意味がよりなくなったというか、もともと一人の人を一生愛することはないと思っていたので、「事実婚でいいじゃん、事実婚最高!」って結婚観になっていって。

――ニューヨークに来てからお付き合いする人にも困らず?

こりんご ニューヨークってすごく楽しくて華やかな街なんですけど、結構ロンリーな街でもあって。言葉の壁もあって「何でも話せる大親友」をつくるのはなかなか難しかったですね。そのため、そこまで深い関係にはならなくても、常にボーイフレンドはいるような状態でした。

 ただ、結婚は生涯しなくてもいいけど、自分の子宮を使って子どもを産んでみたいという気持ちはずっとあったんです。なのに30代を謳歌しすぎて、気づいたときにはすっかり39歳になっていました。

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