結婚も子どもを作るのも嫌がるニューヨークの男性
こりんご 結婚もしたがらないし、子どもを作るのも嫌がるというか。
だけど仕方ない部分もあって、ニューヨークみたいな物価の高い都市部だと、女の子にコミットするとお金がかかるじゃないですか。
ニューヨークは独身がほんとに多いんですけど、特に男性は、自分の生活だけでも大変なのに、結婚して家庭なんか養えないよって。で、まさにパートナーがそのタイプだったんですねえ。
――子どもが欲しいことはパートナーには伝えていたんですか。
こりんご いや、私も初めから子どもがほしいとは言わなかったんですよ。だってこの精子でいいのかとか、今後長く付き合っていけるのかとか、見定めたいじゃないですか。それで2年は黙っていました。
――当時の2年後というと、こりんごさんは42歳になりますよね。
こりんご そうです。お付き合いして2年経って、彼と子供を持ってもいいなと思えたので、遂に切り出したんです。「結婚のお願いじゃないんだけど、私にはタイムリミットがあるんで、子どもが欲しい」と伝えたら、彼、なんて答えたと思います?
――とりあえず、いい返事は聞けなさそうですね。
こりんご 「僕はちょっとまだ……」って言ったんです。さすがニューヨークの男だなと思いましたね。先ほど話したように、「僕の収入じゃとても君と子どもを養えない」っていうのが理由だったんですけど。
「いや、私も稼いでるからさ」と言っても、「いやいや、子どもがいたら共働きってわけにもいかないだろう」って返されて、渋られたんですね。
そしてまたここで私は勘違いしちゃうんですけど、周りにいたアメリカ人の知り合いが、40代後半でも妊娠してたんで、42の自分でもまだいけるだろうと思っちゃったんですね。
で、後々わかるんですけど、40代で妊娠した周りの子は全員、卵子凍結をしていたんです。