ニューヨークでの育児にプレッシャーを感じないワケ

――となると今のところ、「高齢育児だから大変」みたいなことはあまりないわけですね。

こりんご 日本で子育てしてたら周りの目を気にしなきゃいけない感じはあるかと思うんですけど、ニューヨークだとそういう息苦しさも全然なくて。

 こっちの場合、子どもを公園に連れて行ったりするのは親じゃなくて、たいていベビーシッターさんとかナニーさんなんですよ。

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――なるほど。

こりんご すごい高齢の人が子どもを見ていたり、子どもと肌の色の違う人がお世話していたりと、本当に皆バラバラなんですね。なので、私が高齢であることを気にする人なんてまったくいないんです。

――それが日本になると、周囲のリアクションが違ってくる?

こりんご 日本の場合、子どもに付き添っている大人の多くが、30代前後のお母さんですよね。だから私が子どもと一緒に公園とか未就園児クラスに行くと、「え、お母さん? おばあちゃん?」みたくなっちゃって、周りが動揺しているのが伝わるっていうか。それもあって一切、声はかけられないですね。

 あとは、東京で電車に乗ると、「うちの子泣かないかしら、大丈夫かしら」って常にプレッシャーを感じます。ニューヨークで地下鉄やバスに乗るのに、そんなプレッシャーを一度も感じたことはないんですけどね。

 

不妊治療の発信へのバッシング

――こりんごさんはYouTubeなどで精力的に発信されていますけど、心無いコメントが来ることもありますか。

こりんご 嫌なコメントもあるんですけど、「こりんごさんのYouTubeを見て不妊治療をはじめたよ」「こりんごさんから元気と勇気をもらいました!」みたいなありがたいコメントの方が多いので、続けていけるっていうのはありますね。

 今でこそ皆当たり前に不妊治療をしてる時代ですけど、私が妊活の発信を始めた10年くらい前は、隠しながらやってる人が多かったんですよね。

 別に悪いことしているわけじゃないのに、なんで隠さなくちゃいけないのかって思ってましたけど。

――こりんごさんのようにSNSで不妊治療の経過を発信する人は、まだ少数なのかもしれないです。

こりんご 不妊治療していると、“女として普通に産めない体”って思われるような風潮があったりするんですかね。

 あとは、「こんなセンシティブなことを公にする気がしれない」とか、「そんな年齢で産むなんて子どもがかわいそう」とか、年齢に対するバッシングは今でもしょっちゅうあります。