「暑いとか寒いとかも、あまり苦にならない」それでも唯一“苦手だったこと”

――いやいやいや、それ命がかかっているじゃないですか。

大原 でも、300回飛んでも切れないとされているロープは、301回目でも切れないじゃないですか。

――頭では分かっても、普通の人なら、話を聞いただけでゾッとしますよ。

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大原 私はそれを聞いて「はい! わかりました。私、飛びます」みたいな感じでした(笑)。それくらいバラエティー番組が好きだったんですよ。

――体の張り方が芸人さんですね。でも、何が楽しかったんですか。

大原 それは今もなんですけど、笑うことが大好きで、あまりつらいと思ったりしないんです。むしろ「面白くない、これ?」となるんですよ。暑いとか寒いとかも、あまり苦にならないですし。

 唯一眠いのだけが苦手で。忙しくして家に帰ってくると、当時はメールとかないから番組出演前のアンケート用紙がファックスでいっぱい届いているんですよ。体はくたくたなんですが、なんとかアンケートに答えて、ファックスで戻して寝るみたいな感じでした。でもつらいのはそれくらいで、他につらいことはなかったですね。

 

「病院はやっていないので明日行きましょう」ロケ先で肋骨を骨折

――当時はハラスメントという言葉も一般的ではないですし、スタッフさんたちもかなり厳しかったのではないですか。

大原 厳しかったですね。私が一度、地方のスノーボードのロケ終わりにプライベート時間を使って滑っていたら転んで肋骨が折れてしまったことがあったんです。最初は折れているって気づかなかったんですが、帰りに飛行機に乗っていると、気圧のせいでものすごく痛くて。

 でも当時は「撮影で骨を折ったらこっちの負け。怪我をした私が悪い」と思っていたので、何も言わなかったんですよ。

 そうしたら今度は肺のあたりが痛くなってきたので、さすがにまずいと思って、空港に迎えにきてくれたマネージャーさんに肋骨のあたりが痛いと伝えたんです。

 それで病院に連れて行ってもらえるのかなと思ったら「この時間、病院はやっていないので明日行きましょう」って言われて、私も「わかりました」ってそのまま家に帰ったんです。