――すごくプロフェッショナルですね。ギルガメの思い出にはどんなものがありますか。
大原 出演者みんながすごく仲が良くて、いつも楽しかったですね。ギルガメにはその頃、いろんな場所から「ロケに来てください」と声がかかっていたんです。
沖縄の有名なホテルがオープンしたときにも「ぜひ、うちで撮影してください」と言われて、出演者ほぼ全員でそのホテルに行って、プールでゲーム対決をしたり、水着でパターゴルフをしました。
――今だと、そんなことをすればホテルが炎上してしまいそうです。
大原 当時は芸能人水泳大会でもポロリがありましたし、色々なサスペンス系のドラマでも胸が出ちゃうシーンがありましたからね(笑)。
「出演者、スタッフみんなに優しくて」ダントツで凄かった共演者
――大原さんはミニスカポリス、ギルガメ以外にもさまざまなテレビ番組に出ていましたが「この人はすごかった」と印象に残っている方はどなたですか。
大原 ダントツで飯島愛さんです。もうすごすぎて。出演者、スタッフみんなに優しくて。『ろみひー』というヒロミさんが司会で、愛さんがレギュラーの、中京テレビで当時唯一全国区放送だった番組に私も出演していて。収録は名古屋で隔週に行われていて、愛さんには、東京に着いてもよくご飯に連れて行ってもらってました。
愛さんはもうコメント一つひとつがとにかく面白いんですよ。プライベートでもテレビと同じ、あの優しい感じだったんです。その頃一緒に番組に出ていた女の子とよくご飯を食べながらガールズトークをしてました。
あるとき、私がロケの途中でどこかで忘れたのか、メイク道具が一式なくなってしまったことがあって。気付いたのが夜遅い時間だったのに、翌日の朝から撮影が入っていて買いに行く時間もなかったし、ものすごく焦ったことがあったんです。
そんなときも愛さんは「家に帰ればメイク道具いっぱいあるから。残り物だけどこれ使って」と、そのとき持っていたファンデーションやアイシャドウなど自分のメイクポーチの中のものをくださり、愛さんのおかげで次の日無事に撮影に臨めたこともありました。
――本当に優しい方だったんですね。それまで絶好調だった大原さんですが、20代半ばから突然テレビで見なくなります。何があったんでしょうか。
大原 嬉しいことにミュージカルのお仕事が決まったのですが、そのミュージカルの公演数が多かったのでバラエティーのレギュラー番組を一旦辞めなければいけなくなったんです。
事務所的にもバラエティー番組だけではなく、ミュージカルにも挑戦してみようという話になり……。



