「レギュラー番組を5本も辞めてしまった」突然“テレビから消えた”ワケ
――でも大原さんとしてはバラエティー番組がやりたかったのではないですか?
大原 そうですね。ミュージカルに出られるなんて夢のようなお話でとても嬉しかったですが、私は本当にバラエティー番組が大好きだったので。だからミュージカルに出たくないというよりも、バラエティー番組を辞めざるを得なくなったのが悲しかったです。
当時のマネージャーさんには「ミュージカルの公演が終わったら、またバラエティーに戻ろうね」と話していたんです。ところがそのマネージャーさんがミュージカル公演中になぜだか事務所を辞めてしまって。
そこから私にちゃんとした担当マネージャーさんがつかなくなってしまったんです。それが25歳くらいの頃ですね。レギュラー番組を5本も辞めてしまったので、そこから再びテレビの世界に戻してくれる人がいなくなってしまったんです。
デザインのお手伝いから始めたペットブランドを買い取って独立
――ペットブランド「Otty(オッティ)」を始めたのが2005年ですから、テレビの仕事が減った後になりますね。どういうきっかけでのスタートだったんですか。
大原 その頃トイプードルを飼っていて。洋服も大好きだから、ワンちゃんのお洋服とかグッズを作れないかなと思っていたんです。
そしたらちょうどその頃、知り合いから「これからワンちゃんのグッズブランドが流行ると思うからブランドを立ち上げてデザインしてくれる人を探しているんだけど、かおりちゃんはワンちゃんも好きだし、お洋服も好きだからちょっとデザインやってみない?」と誘われて。
最初はデザインのことは全く分からないので心配でしたが「自分のワンちゃんに着せたいと思う服のデザインを、台本の裏とか何かの裏紙とかに手描きしてくれればいいよ」と言われて、そこからOttyがスタートしました。
――企業のいちブランドだった時もあったそうですが、そこからどうやって独立したんですか。
大原 ブランドの立ち上げから数年たった頃、社長から「Ottyのブランドも軌道に乗り出したから、そろそろ独り立ちしたらどう?」と言われて。在庫がその頃に500万円分ぐらいあったんですけど、「現金で払って」と言われて、自分で貯金していたお金にプラスして母からも一部借り、ブランドを買い取りました。
そこから知り合いと一緒に会社を立ち上げたのですが、前の会社で手伝ってくれていたスタッフも社員として入ってくれたので独立1年目から事業はうまく進んでいきました。



