「もうこのまま芸能界を辞めようかな」と考えていたら、江頭2:50から連絡が…

大原 自分の名前が載っていなかったことに関してはショックを受けていなくて、それはそれで面白いからネタにしようと思いました。

 事務所の中で一番古株だったのに、ニュースでは「壇蜜、吉木りさら52人」となっていて。28年もいたのに「ら」にされてて(笑)。でもこのタイミングで芸能活動を辞めたほうが良いのかなとは思いました。

 それまで、ずっと私はバラエティーに出たい、どうにかして爪痕を残したいと思って「大原がおり」に改名したり、44歳になってレースクイーンに挑戦したり、いろいろ頑張って。毎回Yahoo!ニュースには取り上げてもらえるんです。だけど、一生懸命その波に乗ろうとしても、波に乗り切れなかったり、波自体がさざ波で終わってしまう。

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「お世話になっていた事務所もなくなってしまった。だったらもうこのまま芸能界を辞めようかな。辞めなさいと神様が言っているのかもしれない」

 そんなことを考えていたときに、江頭2:50さんから連絡をいただきました。

 

開口一番「絶対に芸能界を辞めちゃダメだからね」と声をかけてくれた

――江頭さんとはどんな関係だったんですか。

大原 デビュー当時は番組でよくご一緒させていただきましたが、久しぶりに再会したのは、5年前に江頭さんのYouTubeチャンネルに出演させていただいたときです。

 江頭さんもテリー伊藤さん演出の『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京)出身で、私もテリーさん演出の『出動!ミニスカポリス』に出ていました。そんな共通点もあってか、江頭さんは「お互いすごくハードな仕事も乗り越えてきたよな。すごく頑張ってきたよな」と言ってくださるんです。

 ずっと気にかけてくれて、事務所が破産したときもニュースを見ていち早く連絡をくださったんだと思います。

 電話では開口一番「絶対に芸能界を辞めちゃダメだからね」と声をかけてくださいました。最初は「YouTubeの撮影でカメラが回っているのかな?」とも思ったんですが、そんなことはなくプライベートで連絡をくれたんです。

 フィットが破産するという報道があった後、たくさんの方からLINEやDM、電話をもらいました。「フィットって、かおりちゃんが所属してる事務所だよね? なにがあったの?」みたいな感じで。本当に心配をしてくれているわけではなく、野次馬的というか、内情を聞きたいだけなのが透けて見える人が多かったです。

 そんな人たちが多かった中、江頭さんは「今後本当にどうするかを、間違えずに考えましょう。大原は絶対に続けて行ったほうが良い」と優しい言葉をかけてくれながら、1時間以上相談に乗ってくれました。

 そうやって自分の思いを江頭さんに話している中で「私はまだ夢に向かって進んでいってもいいんだ」と気づかせてくれたんです。