元アイドルという肩書きには収まらない、多方面の活躍を見せる山崎怜奈、29歳。7月15日には自叙伝ともいえる全編書き下ろしエッセイ『すべては果てしない賭け』(角川春樹出版)が発売されたばかりだ。
タレント、ラジオパーソナリティ、コメンテーター、エッセイストなど、世間が与える肩書の多さが彼女の多才を物語る、硬質な知性のひと。情報番組や選挙特番、教育番組、ビジネスチャンネルのMCなど、活躍のフィールドは広がる。
おそらくいま、信頼と安定感のあるアラサー世代の知性派タレントとして、筆頭に名の上がる山崎。中学受験、アイドルグループへの加入、慶應義塾大学への入学、歴史・クイズ番組出演、アイドルグループの卒業、そしてラジオの冠帯番組など、次々と人生の「果てしない賭け」を続ける彼女の哲学とは——。
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アイドル時代に培ったスキルは…
――連日、立て続けに仕事をこなしていらっしゃるわけですが、平日はラジオの帯番組をメインパーソナリティーとしてもう6年目、ニュースやビジネスチャンネルの討論番組にも出演されたりと、一つ一つのカロリーが高いものも多いですよね。こんな華奢な山崎さんのどこからその体力が出てくるのかと、驚異の目で見ています。
山崎 TOKYO FMの「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」や「ABEMA Prime」、YouTubeのビジネスチャンネル(TBS CROSS DIG)などもそうなんですが、多種多様な第三者が日々目の前に来られて対話をする仕事でも疲弊しないのは、アイドルグループ時代に握手会をやっていたからです。
――いろいろな人が色々な思いを山崎さんに直接伝えに来られますものね……きっとものすごく鍛えられますよね。
山崎 年齢や職業、考え方などがどんな人であっても動じないし、相手から何の話を振られても嫌じゃないというのは、その時代に培ったスキルです。たくさんの人に会ってきたから、人のことで疲れない。討論番組でも怒りのエンジンを他者に使うのは無駄だなと考えてしまうタイプで、人に対してドライなのかもしれないです。
