2018年に公開された、スティーブン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』でハリウッドデビューを果たした、俳優の森崎ウィンさん(36)。劇中の「俺はガンダムで行く」というセリフは大きな話題となった。この秋には舞台『SPY×FAMILY 2 爆弾犬篇&豪華客船篇』でロイド・フォージャー役を続投する。

 そんな森崎さんはミャンマーで生まれ育ったのち、10歳から日本で暮らし始め、現在は日本国籍を取得している。ミャンマーと日本、ふたつのホームタウンを持っているからこそ、苦労したり悩んだこともあるという。今回のインタビューでは、その困難さを聞きながらも、森崎さんが目指す未来についても迫った。(全3回の3回目/最初から読む

森崎ウィンさん ©深野未季/文藝春秋

いつかミャンマーに恩返ししたい

――今後、世界規模でやってみたい仕事はありますか?

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森崎 アジアにもっと出ていきたいな、とすごく思います。やっぱり自分のルーツはアジアだし、エンタメ業界としても、アジアで作られている作品も増えていると思うので。

事務所に所属した当時の宣材写真(写真=本人提供)

――森崎さんの中にはミャンマーと日本というふたつのホームタウンがあると思うんですが、アジアをもっとエンタメで盛り上げていきたいという気持ちの出発点はそこが大きいですか?

森崎 本当にそうですね。アジアはどこの国に行っても、どこか親近感があって、懐かしさを感じるんですよね。ここにいても全然違和感がないな、という空気感があるというか。アジアって僕にすごい合ってるんだなと思うんです。なので、そのアジアを自分が関わる音楽や映像作品をひっ下げて回りたいですし、アジアのいろんなところの作品にも参加したいなと思います。