ドラマ『ラストノート』は、19歳離れた年の差男女のピュアなラブストーリーとなるものと思われていましたが、序盤は視聴者の予想を裏切る波乱の展開に。
なんと寺西さん演じる澄晴は年上女性をターゲットにしたロマンス詐欺師で、内田さん演じる葵の親友が彼に騙されて安物の絵を160万円で買わされていたことが発覚。葵は詐欺の証拠をつかんで親友のお金を取り戻すため、何も知らないフリをして彼と接触をはかり、澄晴は新たな詐欺のターゲットとして彼女に会うという“初対面”だったのです。
澄晴は葵を騙そうと笑顔を振りまき、葵は騙されたフリをして騙し返そうと笑顔を振りまくという、ラブストーリーとは思えない心理戦が描かれていきました。騙し合いの様相を呈しながらも、葵と澄晴はその過程でお互いの心の傷を垣間見ていくことになる展開に。
本作は同じフジテレビ系で放送された『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年)や、『あなたがしてくれなくても』(2023年)を手がけたプロデューサーの最新作。いずれもセンセーショナルな不倫ものでした。『ラストノート』も一筋縄ではいかない「大人の純愛ドラマ」として、いよいよ最終回を迎えます。
“スピード婚”と“2度目の活動休止”→3年後に離婚
内田さんの俳優デビューは1992年の連続ドラマ『その時、ハートは盗まれた』(フジテレビ系)で、主演の一色紗英さんに次ぐ、2番手キャストの準主役に抜擢。今でこそ珍しくないジャンルですが、この作品はいわゆるGL(ガールズラブ)ドラマで、主人公が内田さん演じるボーイッシュな同級生にファーストキスを奪われたことで、恋に落ちていくというストーリーでした。
その後もフジテレビ系の連ドラで育っていく内田さん。翌年の1993年には『ひとつ屋根の下』、『じゃじゃ馬ならし』と月9のヒットドラマに2クール連続で出演し、お茶の間認知度が急上昇。さらに翌年の1994年には、やはりフジテレビ系の『時をかける少女』と『17才-at seventeen-』で連ドラ主演も果たすのです。
ショートカットをトレードマークに、その後もぐんぐん人気を高めて主演俳優の地位を確固たるものにしていきます。1997年には一旦の活動を休止を経て、スペシャルドラマ『北の国から 2002遺言』(フジテレビ系)への出演が人生の大きな転機に。
『北の国から』で共演した吉岡秀隆さんと2002年内に27歳で結婚し、それと同時に芸能界を引退。当時、内田有紀という人気芸能人が、突如として表舞台から姿を消したのは衝撃でした。
結婚を機に2度目の活動休止をしたことについて、後年、「CLASSY.」(2016年11月号)のインタビューで次のように語っていました。

