「精神的に壊れちゃった」ある日突然、感情が無になって…
――全国区のバラエティー番組に、ドラマ出演と事務所側も相当瀬戸さんをプッシュしていたのが伝わります。それでも瀬戸さんの中には、どんどん不安が生まれてきたそうですね。
瀬戸 そうですね。芸能界ってサイクルが早いじゃないですか? どんどん新しい子が出てくるので、どんなに人気番組に出ても天狗になるとかではなく、「こんな状況は何年も続かないぞ」と心配になってました。「今が最高潮で、あとは下るだけかもしれない」って。
今、思い返すと自分の感情が分かんなくなっちゃったんですよ。仕事では笑いたくなくても笑っていることもあって、ある日突然、ぱったり感情が無になっちゃったんです。
それでも仕事は忙しいし、目の前にあることに対応しなきゃいけない。だから精神的に壊れちゃったんだと思います。周りがみんな敵に見えちゃった時期がありました。
――事務所の人も含めてですか?
瀬戸 事務所の人も含めてです。事務所の人は本当は味方なのに、自分が使い捨ての駒みたいに思えてきて「自分が求められる人間じゃなかったら捨てられるんだろうな」と恐怖心がありました。
事務所の人に相談したら「相談したことを誰かに言われてしまうかもしれない」とまで思っていて。本当はもっと人を頼ったら良かったのかもしれないけど、当時は自分を守るために、人に悩みを話さないようにするのが精一杯でした。
――それは2005年ぐらいですか?
瀬戸 そうですね。おそらくそのぐらいだったと思います。
「当時の等身大の自分なりの恋愛だった」週刊誌で熱愛報道
――その頃、週刊誌にミュージシャンとの熱愛を撮られましたね。
瀬戸 そうですね。ありましたね。
――お相手の方は、当時の瀬戸さんにとって相談相手にもなっていたんでしょうか?
瀬戸 20年以上前のことなので、もう昔すぎてあまり覚えていないんですけど、相談相手にはなっていたかな……。当時の等身大の自分なりの恋愛だったと思います。
――年齢も離れていましたよね。
瀬戸 そうですね。同じ芸能界を知っている人でもありましたし、先輩でもあって、自分よりもたぶん大変なことを経験してきた人でした。大人の素敵な男性という感じでしたね。
――ただ、その交際を知った事務所の野田義治社長が大激怒した、と当時は報じられています。
瀬戸 そういうふうに言われていますよね。でも、それには経緯があったんです。私は交際について事前に社長には伝えた方がいいかと、あらかじめマネージャーさんに相談していたんですよ。
でも、マネージャーさんからは「まだ言うタイミングじゃない」と止められていたんです。もしかしたら「そのうち別れるかもしれない」と思っていたのかもしれないですね。




