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まつなみ 何も決めていなかったので、「この先どうしよう」と不安でした。やりたいことを探すために東京に引っ越して、派遣で看護師をやりました。しかし当時はコロナ禍だったので、「安定した職に就かないと怖い」と感じて、外資系の医療機器メーカーに就職しました。
同時にモデル活動も始めたのですが、ランウェイで起こったある出来事がきっかけで、「私がやりたいのはお笑いだったんだ!」と気付くことになったんです。
なぜモデルから芸人に?
――海外勤務から帰国したあと、外資系メーカーに就職、同時にモデル活動をしていたまつなみさんが、お笑い芸人になったのはなぜですか?
まつなみ モデルの仕事中、ランウェイで派手に転んでしまったんです。周りはドン引きでしたが、その瞬間「やりたかったのはコレだ!」と快感を覚えてしまいました。「私は綺麗な服を着てただ見られるよりも、みんなを驚かせたり、笑わせたりしたいんだ」と自覚したんです。さっそくお笑い芸人養成所の「ワタナベコメディスクール」に願書を出しました。
――お笑いの養成所に入ってみてどうでしたか?
まつなみ めちゃくちゃ厳しかったです。それまでの経歴から、会社では“実績のある人”という扱いを受けていたので、人から怒られる機会がほとんどありませんでした。
それなのに養成所では、「お前の何がおもろいねん」「喋り方が気に食わん」「仕事で授業を休むような奴に教えることはない」と先生方から罵倒され、31歳にしてプライドがズタボロになりました。ただ、あの時の経験がなければ私は今でもプライドばかり高くて、鼻につく嫌な女のままだったと思います。
――お笑い芸人になったことについて、ご両親の反応はどうですか?
