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だが、専門家は無給のボランティアではない。頼めば費用がかかり、管理費にはね返る。
管理会社は自社のグループ会社などに工事を発注しがちで利益相反の影がつきまとう。
管理組合が外部に依存すれば、維持管理のノウハウは蓄積されず、住民の自治、共同体の意識はさらに薄れる。マンションの資産が第三者にかすめ取られてもわからず、修繕積立金の残高はどんどん減って、二進(にっち)も三進(さっち)もいかなくなる事態が発生している。それでも「他人任せ」の風潮は強まり、外部の利害関係者が入り込んでいるのである。
山岡 淳一郎(やまおか・じゅんいちろう)
ノンフィクション作家
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。『炎と水 中村哲と名もなき人たちの旅』(集英社)で、第48回講談社 本田靖春ノンフィクション賞を受賞。「人と時代」「公と私」を共通テーマに政治、医療、建築、近現代史と分野を超えて執筆。他の著書は、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』(草思社文庫)、『気骨 経営者 土光敏夫の闘い』『神になりたかった男 徳田虎雄-医療革命の奇跡を追う』(ともに平凡社)、『生きのびるマンション 〈二つの老い〉をこえて』(岩波新書)など多数。一般社団法人デモクラシータイムス同人。
ノンフィクション作家
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。『炎と水 中村哲と名もなき人たちの旅』(集英社)で、第48回講談社 本田靖春ノンフィクション賞を受賞。「人と時代」「公と私」を共通テーマに政治、医療、建築、近現代史と分野を超えて執筆。他の著書は、『後藤新平 日本の羅針盤となった男』(草思社文庫)、『気骨 経営者 土光敏夫の闘い』『神になりたかった男 徳田虎雄-医療革命の奇跡を追う』(ともに平凡社)、『生きのびるマンション 〈二つの老い〉をこえて』(岩波新書)など多数。一般社団法人デモクラシータイムス同人。
