きょう9月13日、俳優の森田望智が30歳の誕生日を迎えた。森田は、2027年春から始まるNHK朝ドラ『巡るスワン』でヒロインを務めることが、すでに発表されている。14歳で俳優デビューするも、まったく仕事がない時期が続き、「大学卒業までに仕事がもらえなかったら、役者という仕事自体やめる」と宣言した過去も。Netflixドラマ『全裸監督』で一躍脚光を浴びたのは、23歳の頃だった。(全2回の2回目)
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目指すのは「お芝居をしないお芝居」
2019年に出演したNetflixドラマ『全裸監督』は彼女にとってたしかに大きな転機だった。しかし、本人は、自身のお芝居の根本になっているのは、大学生のときに映画『世界でいちばん長い写真』(2018年)に出演した経験だと語っている。
森田が演じたのは高校の演劇部の部員で、ほかの部員や、主要キャストを取り巻く高校生は全員、ロケ地となった愛知県の高校に実際に通う生徒たちだった。
《[引用者注:出演してくれた生徒たちは]演じようという概念がなくて、私も本当にその学校の演劇部の生徒になった気持ちでした。そのうち、役なのか自分なのかの境目がわからなくなった時、本物のお芝居ってお芝居をしないことなんだ、と思いました。究極に難しいことですが、それがベースになって、私がやらなくちゃいけないお芝居はこれなんだと思い続けています》(『anan』2024年7月10日号)
このときの彼女は、ツインテールにメガネというルックスで、出番らしい出番は後半のみだったが、特徴のある声もあいまって妙に印象に残る役だった。もっとも、まさかこの子が、その翌年、伝説のAV女優を演じて注目を集めようとは誰も想像しなかっただろうが。
ちなみにこのときの主演は高杉真宙で、彼と同じ写真部員のヒロイン役を松本穂香が務め、ほかにも同級生役で前原滉や前原瑞樹が出ていたりと、のちに森田と同じく朝ドラなどで活躍する若手俳優たちが集まっていた。

