「小さい頃から勝気な性格」

 高橋はかつて、りくりゅうペアが自分の世界選手権の記録を更新した際、「やっぱり悔しい」と正直な感想を明かしたこともあるが、

「『悔しい』って平気で言うから面白いんよ。もう今は璃来を見るより、成美さん見てます。璃来はいっぱい見てきたから(笑)」(同前)

 そんな冗談を飛ばしながら、取材に応える祖母。三浦が帰ってきたときは、よく食事を作るという。

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「璃来は、私の焼き飯が『一番美味しい』って言ってくれます」(同前)

 彼女が幼い頃は、自動車整備工場を経営する共働きの両親に代わり、面倒を見ることもあった。

「璃来は小さい頃から勝気な性格でね。小学校の運動会で応援団をやったり、みんなの前に立って、指揮を執ったりしていた。リーダーシップがあるので、そこを褒めてあげた」(同前)

 ただ、フィギュアの練習は、楽しいことばかりではなかった。

「小さい頃はよう泣いてました。親も一生懸命だったから、(子供としては)きつく聞こえたこともあったんでしょう。私が『大丈夫、大丈夫』って励ましていました」(同前)

 三浦には仲の良い妹がいるが、こんな姿も印象に残っている。

「璃来が小学生になり、1人で電車に乗って練習に行けるようになった頃。家から電車が見えるので、私が妹を抱いて手を振って見送っていたら、璃来もじっと、こっち見つめていました。見えなくなるまでずっと。今も2人は仲良しで、璃来が実家に戻ってきたら、一緒に遊んでいますよ」(同前)

「龍一くんがおらんかったら今の璃来はいない」

 ミラノ五輪での金メダル獲得の瞬間は、家のテレビで観戦していた。

「もう頭が真っ白になったね。ショートのあと、璃来が(木原を励ますなど)上手いことやったでしょ。璃来も成長したねって」(同前)

 そして婚約を発表した時のSNSの写真を眺めながら、こう語るのだった。

「スケートしてる時に、こんなポーズはしょっちゅうしているでしょ(笑)。あの子は幸せやなあ。でも、龍一くんがおらんかったら今の璃来はいない。今度また帰ってくると言うとったけど、その時に龍一くんも来るんかな」(同前)

 仲の良さが窺える三浦の家族。こんな結びつきも……。

「璃来さんは7月に個人事務所を設立していますが、母親が代表を務め、父と妹と本人が取締役に就いています」(三浦の知人)