マツコ・デラックスが「タルちゃんは…」

 さらに、新たに注目を集めつつあるのが、バラエティスキルの高さだ。デビュー前には「韓国でデビューを目指す高校生」として『マツコ会議』(日テレ系、2020年6月27日放送回)に出演し、マツコ・デラックスから「タルちゃんはこっちに歩み寄ってくれてる。古いテレビの要素を入れてくれているのよ」とリアクションを称賛されていたが、その手腕は韓国でも発揮されている。

デビュー前に『マツコ会議』(日テレ系)に出演。デビューを目指して猛特訓するツキと、日本人メンバー・ハルナに向けて、マツコは「そのまま自分たちのペースで頑張れよ!」とエールを送っていた(日テレHPより)

 今年(2026年)7月には、星野源とのコラボでも知られるアーティスト、イ・ヨンジの人気YouTube番組『つまらないものですが』に出演。マシンガントークで豪快に笑いを誘う一方で、歌手活動への不安や「自己肯定感が低い方」という本音を吐露し、ヨンジの温かい励ましに感極まってしまう場面も。その飾らない人間味あふれる素顔は、視聴者を惹きつけた。

大阪出身、バラエティでも注目

 さらに、8月29日に韓国で放送された人気バラエティ『知ってるお兄さん』では、韓国を代表する大物芸人たちが勢揃いしたスタジオで、大阪出身のツキは「大阪弁のレクチャー」を行い、鋭い目つきでドスの利いた「大阪弁」を連発。

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 愛くるしいルックスとのギャップに、大物芸人たちも思わず大爆笑していた。「笑いを取りにいく」サービス精神と、関西出身ならではのテンポの良いノリで、完全にその場の主役の座をかっさらっていた。

 取り繕わず、全力でリアクションとコミュニケーションを取る。そういった飾らぬ姿勢が、韓国の芸能人や視聴者から好感を持たれているのだろう。

バラエティ力にも定評がある(ツキのインスタグラムより)

 語学力、人間味あふれるキャラクターとコミュニケーション能力、そして4歳から始めたダンス。どれも全てツキの武器だが、一番の強みは「やりきる覚悟」であると筆者は感じている。

 そして9月28日発売の「NYLON JAPAN」11月号で裏面の表紙を飾ることになったツキ。「Popteen」の頃と違い、今回は初となる単独での起用となる。韓国から帰国、また韓国へ渡った彼女が、再びK-POPアーティストとして凱旋する。今後の日本での人気拡大も期待される。24歳となったツキの快進撃は、まだ始まったばかりだ。

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