林 「どうしたら母に認めてもらえるんだろう。どうしたら好かれるかな」と思っていました。定期的にプレゼントをあげてみよう、とか。いい子ちゃんで頑張ってはいたんですけど。それもね、だんだん……。
何をしても認めてもらえないし、弟の方を「可愛い、可愛い」って感じで。私もだんだん「弟は可愛がられてるし、もういいかな」と諦めるようになりました。
高校生になると、母が私にも芸能活動をさせたくなったようで、母がある女優さんのファンだったので、その女優さんの事務所のオーディションを受けて所属したんです。でも、初めて撮ってもらった写真を母が見て、一言「可愛くない」と。
「美容外科に連れていく」
──お母さんがやれ、と言ったのに……。
林 それで母が「美容外科に連れていく」と。それで高校1年生の時に、無理やり埋没法で二重の手術を受けさせられたんですよ。ただ、「お金は自分で払え」と。母親は、ハーフっぽいくっきり二重の顔が好きなんです。整形したらようやく母から「やっとちょっと可愛くなったね」と言われました。
──林さんご自身は、整形した自分の顔を見てどう思いました?
林 「こんなに変わるんだ」と思いましたね。でも、やっぱり不自然ですから。私は別に今までの顔が悪かったわけでもないと思ってたし。でもこれで母がいいねと言ってくれるんだったらいいか、と。学校でも整形したとバレたんですけど、伊達メガネでごまかしたりしてました。
高校生になったら、早くお金を貯めて家を出たくて、真っ先にアルバイトを始めたんです。そしたら母から「毎月3万円家に入れろ」と言われるようになって。でも、芸能活動も始めたから、両立が難しくなりました。
お小遣いも一切くれないので、定期券も買えなくて、毎朝早く起きて歩いて学校通っていました。
──大変でしたね。