そうした役を徹底して分析し、必要と思うことはできる限りやるという真摯でストイックな姿勢が、彼女の演じるキャラクターに確かなリアリティと奥行きを与えていると言えるだろう。

『風、薫る』は、おっとりとしているりんと、しっかり者の直美(上坂樹里)の“バディ”としての対比が見どころでもあるが、その性格の違いも見上の分析があってこそなのかもしれない。

「ターニングポイントにはいつもアニメが関わっている」

 好きなアニメを語らせると、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『けいおん!』、『輪るピングドラム』と次々に作品名が出てくる見上は、2026年1月に公開されたアニメ映画『ALL YOU NEED IS KILL』で声優デビュー、かつアニメ初主演を務めている。

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「自分のターニングポイントには、いつもアニメが関わっているような気がします」と語るほど、アニメに対してリスペクトの念が強い見上は、声優を経験したことで「(声の演技が)簡単なことじゃない、とわかったからこそ、またいつか挑戦できたらいいなと思っています」と目を輝かせていた。

 芳根京子、上白石萌音、川栄李奈など、NHK連続テレビ小説のヒロインを経験した俳優たちは、その後も映画やドラマ、舞台などで幅広く活躍している。見上も「『このキャラクターを私が?』と、オファーされた時に驚くような役にどんどん挑戦したい」と語るなど向上心は高い(※1)。今後、大好きなアニメの分野も含め、輝きを放つ俳優の1人となりそうだ。

参照

※1 https://crea.bunshun.jp/articles/-/53898
※2 https://crea.bunshun.jp/articles/-/53897
※3 https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/05/03/articles/20210503s00041000233000c.html

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