「テレビ番組の収録」と偽り、21歳の女子大生・A子さんを車内に誘い込んだ男。言葉巧みに安心させた男は、A子さんに目隠しをすると態度を一変させた。密室となった車内で、A子さんは約2時間半にわたり激しい暴行を受けることになる。
さらに男は犯行後、「動画をバラまく」とA子さんを脅迫。脅しはエスカレートし、ついにはA子さんの教育実習先である小学校にまで及んだ。
その後の警察の捜査で、男が妻子持ちの33歳の美容師だったことが判明する。ところが裁判で男は反省の態度を見せるどころか、堂々と「無罪」を主張し始めた。いったい、男はなぜここまで暴走したのか。そして、その末路とは──。なお、プライバシー保護のため、登場人物はすべて仮名である。(全2回の2回目/最初から読む)
突如、豹変した男は…
「キャーッ!」
「こちょこちょですから」
「いや、もうやめてください!」
A子さんが手を下ろして胸をかばうと、渡部は「手を離したから罰ゲーム」などと言って、「オレの膝の上に手を置け」と高圧的に命じてきた。
