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あまりのショックに被害者は…
しかし、渡部は「車の中ではやりにくい」と言って、行為を終わらせる。代わりに「また今度会ってくれ。それから今日は下着をつけないで帰れ」と命令し、メールアドレスと携帯番号を聞き出した。
「日曜日にまたここへ来い。来なければ今日録音したものを大学でバラまくからな!」
A子さんは自宅へ帰る途中、嘔吐してしまい、動けなくなって、母親に迎えに来てもらった。果たしてこれは現実なのか。悪い夢でも見ているのではないか。それでも母親に被害に遭ったことを打ち明ける気にはなれなかった。
ついに逮捕
渡部の電話番号やメールアドレスは着信拒否にして、もちろん約束を守ることもなかったが、怒り狂った渡部は後日、「大学の関係者」を名乗り、A子さんが教育実習をしている小学校に電話をかけてきた。
無防備に電話口に出たA子さんに対し、渡部はこんなふうに怒鳴りつけた。
「なぜ着信拒否にするんだ。ふざけるな。今夜8時に駅前に来い。周囲の人に迷惑をかけてもいいのか。来なければもっとひどい目に遭うぞ!」
それを聞いて震え上がったA子さんは電話口で泣き崩れ、教頭が異変に気付き、事情を尋ねた。
「それは完全に犯罪だ。あなたのことは学校が守る。大学とも連携する。すぐ警察に届けるんだ」
学校側は直ちに110番通報。その後も渡部は同じような犯罪を繰り返していたが、2週間後にA子さんに対する強姦容疑で逮捕された。
