「あの時はダメだと思ったけど…」助けてくれた男性たちとのその後の交流
――助けてくれた男性たちとはその後、交流はありますか。
キャンディー 私の場合、ひき逃げ事件だったので刑事さんとのやり取りが何回かあったんですけど、「助けてくれたお兄ちゃんたちから『あの子は無事ですか。どうなりましたか』って何度も連絡がきてるよ」と聞きました。
で、事故の1年後くらいにSNSでつながったんですよ。
――「あの時助けた僕です」みたいな感じで連絡があった?
キャンディー そうですそうです。DMが来てつながって。「あの時はダメだと思ったけど良かった」みたいなやりとりをしました。
医者から「命を守るために脚を切断します」と言われ…「あ、まだつながってるんだ」
――話は戻るんですが、救急隊が来た後のことはどこまで覚えていますか。
キャンディー とにかく気を失わないようにしていたので、緊急手術に入る直前まで全部覚えてます。
救急車の中でルートを確保する際に5回失敗されて。私の血管は取りやすい方でいつも一発でできるんですけど、「慣れている救急隊員の人でも難しいくらい、出血多量で脱水状態になってるんだ。そろそろヤバいんだな」って思ったのも覚えてます。
で、病院に着いてお医者さんから、「命を守るために脚を切断します」と言われました。
――医師からの言葉をどう受け止めましたか。
キャンディー 「あ、まだつながってるんだ」と。自分が現場で見た時には大腿骨が飛び出てて、もう脚はないものだと思ってたので、逆にまだ脚があったことにびっくりしたんです。後に写真で、皮一枚だけ脚がつながっていたことを知りました。
お医者さんの言葉を、「もうちょっときれいに切断するってことかな」と理解して、「お願いします」と返事をして麻酔が入り、そこから意識がなくなりました。事故の記憶はここまでですね。
