「あまりの激痛にしょっちゅう泣いてました」痛みに耐えながらの壮絶なリハビリ生活
――リハビリで涙したことはありますか。
キャンディー 緊急手術から数日後、ベッドの上で作業療法士の方に右手を動かしてもらってたんですけど、あまりの激痛にしょっちゅう泣いてました(笑)。
お医者さんからも「利き手を変更した方がいい」と言われてましたし、両利きに憧れがあって、小さい頃から左手を使う練習もしていたのでできないこともなかったんですけど、やっぱり書くスピードとかは右手と比べ物にならないんですよね。
なので、「この涙は気にせずスパルタでお願いします!」と、作業療法士さんにお願いしました(笑)。
――お話を聞いていると、もともと痛みに強いような気もするんですが、いかがですか。
キャンディー それはありますね。小さい時から注射とか歯医者とかで泣いたことはなかったし、麻酔なしで右脚がちぎれた痛みを乗り越えられたので、まあ、たいていの痛みは大丈夫なんだろうなと(笑)。
――ダンスやモータースポーツをされていたということで、運動神経の良さもリハビリに活きていたりします?
キャンディー ああ、それもあると思います。ダンスは全国大会までいったんですけど、ユニットといって、30人のチームで踊るダンスをやっていて、私は一番上に乗る役だったんですね。
体幹が強く、片脚生活にはそんなに困らなかった
――組体操の頂上役みたいな?
キャンディー そうですそうです。手離しで人の手の平の上に立って、踊りました。小柄で体重が軽いということもあって選ばれたと思うんですけど、そのおかげで体幹はかなり強くて。
――片脚になったことで自分のバランスの良さを感じることもありますか。
キャンディー また自慢になっちゃうんですけど(笑)、体幹が強いことで、片脚生活でも正直、そんなに困らなかったというのはありますね。
松葉杖で山登りも…体幹の強さと運動神経に、リハビリの先生は「こんな人はじめて」
――そうなんですね。
キャンディー シャワーとかトイレで苦労される方が多いんですけど、私はあんまり不便は感じてなくて。
普通に片脚でもバランスが取れちゃうので、事故後に温泉も行きましたし、松葉杖で山登りもしました。

