――温泉となると、義足は外すわけですよね。

キャンディー そうです。更衣室で義足は外します。脱衣所で義足を盗む人なんていないと思うんですけど、ロッカーには収まらないんで、ちょっと端っこの方とかに置かせてもらって。で、すり足けんけんで温泉に入ってますね。

 ただやっぱり片脚なので、かなり疲れますね。

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――リハビリの先生も運動神経の良さや体幹の強さに驚いていたのでは。

キャンディー 「こんな人はじめて」みたいな感じではありますね。片脚スクワットも普通にできますし(笑)。

 

「右脚がないから、右に倒れたら…」退院して2ヶ月でバイクに乗った際の心境

――事故後、バイクには乗ってますか?

キャンディー 退院して2ヶ月後に乗りました。

――そんなに早くに! 怖さはなかったですか。

キャンディー その時はめっちゃ怖かったです。乗ったのは「ジムカーナ」というバイク競技の練習場でしたけど、右脚がないから、右に倒れたらそのまますーっと倒れちゃうので、それがめちゃくちゃ怖くて。

――義足がない状態でですか?

キャンディー そうです。片脚でまずまたがって、スタンド払うのもできないので友だちにやってもらって、ニュートラルから1速に入れてもらうのもお願いして、「さあ乗るぞ」って感じで。

 サポートしてくれる皆が後ろを支えてくれつつバイクを真っ直ぐにしようとするんですけど、とにかく右に倒れるのが怖すぎて、「これが私の真ん中だから!」と、軸を左側にして乗るようにしてました。

「ジムカーナ」というバイク競技でバイクにのるキャンディーさん(本人のXより引用)

「学ばないんだな」「だからバイク乗りは」SNSでは賛否両論

――事故後もずっと、「またバイクに乗りたい」と思っていた?

キャンディー そうですね。また乗れると思ってました。ただ、SNSでは予想したように叩かれましたけど。

――どんな声があったのでしょうか。

キャンディー 「学ばないんだな」とか、「だからバイク乗りは」みたいなのですね。でも、バイクに関して賛否両論あるのは分かりきっていたことですし、予想よりもはるかに叩く人は少なくて。応援してくれる声のほうが多かったので、全然気にしてはないです。