サッカー日本代表は、キリンカップサッカー2026でエクアドル代表、ニュージーランド代表と対戦し、それぞれ0-0(PK 5-4)、2-1で勝利し、大会優勝を果たした。元日本代表FWで、現在はサッカー解説者として活躍する城彰二氏は2つの試合をどう見たのか。話を聞いた。

ニュージーランドに勝利してキリン杯を制し、歓喜する日本代表イレブン ©時事通信社

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「ボールをロストするシーンが…」初招集された谷村海那選手への評価は?

――キリンカップは、エクアドルにPK戦で勝ち、ニュージーランドに2-1で勝利しました。エクアドル戦ではW杯組が10名、スタメンに名を連ねる中、初招集された谷村海那選手が先発出場しました。

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城彰二さん(以下、城) 谷村は、厳しかった。Jリーグではやれているけど、世界のちょっと高いレベルになると難しくなる。プレーを見ていても「ここにボールをくれ」とか、そういう主張が少なく、相手にポジションをうまく取られたり、強く当たられてボールをロストするシーンがありました。

 今のところは小川(航基)の方が実力的に上なので、Jリーグの基準からもうワンランク上げていかないと代表では難しいですね。ただ、世界の上のレベルはもっとすごいんだろうなというのを痛感したと思うので、これからどう成長するか、でしょう。

――ニュージーランド戦は、キリンチャレンジカップのベネズエラ戦に続いて中野就斗選手がスタメン出場でした。

城 中野も今のままだと厳しいでしょう。失点のところは戻るのが遅れたし、滑ったらファールになるかもしれないけど、何ができるかしっかり考えて対応しないといけない。

 攻撃は、ベネズエラ戦の時よりも良くなり、堂安律との連携も進歩が見えたし、アシストもした。ただ、代表では求められるものが高いので、クロスの質や精度をもっと上げていかないといけないでしょう。ポテンシャルが高いけど、それをまだ代表で表現しきれていない印象です。