「ママ、この傷どうしたの?」とプールで息子に問われ、母親は笑いながら答えた。「おっぱい大きくする手術したんだよ」――。
元グラビアアイドルで現在は起業家として活躍する渡部いずみさん。彼女が総額145万円をかけた自身の整形遍歴を赤裸々に明かした証言を、作家・藤原亜姫氏がまとめた著書『東京整形白書 あと1mm』(主婦の友社)より抜粋して紹介する。(全3本の2本目)
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産後にしぼんだ胸を“理想の形”にしたい
豊胸手術には乳腺下法と大胸筋筋膜下法があるのですが、私が選んだのは後者です。
この方法はすごく痛くてダウンタイムも辛いと聞いたけど、仕上がりが綺麗なら痛くてもOKが私のポリシーです。
「先生、お椀をかぶせたような丸い胸やロケットみたいに飛び出した胸になるのは嫌なんです。大きくても自然に、重みで垂れる感じの」
「なるほど、釣鐘型ね。しずくみたいな形に仕上げましょう」
「乳首が上にありすぎるのも嫌です。重力に逆らいつつ、不自然にならない位置で」
私は理想の胸の海外モデルの写真を持参して、O先生と細かく打ち合わせをしました。乳がん検診、血液検査を済ませ、手術当日を迎えました。少し緊張しながら青い手術着に着替え、最後に鏡を見た。
バイバイ、たれパイ。こんなに萎れるまで頑張って子どもを育ててくれてありがとう……。
麻酔をかけられ、ここからはまな板の上の鯉です。先生を信じて、私には祈ることしかできません。
綺麗な「釣鐘型」の胸に感動
脇を数センチ切り、そこから胸骨と筋肉の間を切り剝がしてスペースを作ります。そこに脇の傷から胸の位置まで、300ccのシリコンバッグを差し入れる。
手術の途中、大きさを確認するために起こされ、鏡を見ました。
麻酔で目が霞んで意識はぼんやりしてたけど、自分が理想としていた不二子ちゃんみたいな綺麗な綺麗な釣鐘型の胸が自分についていて、その感動たるやもう……涙が出そうでした。
O先生にこれでお願いしますと言うと静脈路確保されたチューブに麻酔が追加され、私は再び夢の中へ落ちていきました。
手術は日帰りですが、その日は身のまわりのことが何もできないくらい痛いので、家族のいる人は介助をお願いしてください。一人暮らしの人は簡単に食べられてカロリーのあるものを事前に用意しておくといいですね。
